この本は、会っさ非新聞の東京版に昭和五十八年十月から五十九年六月まで百回にわたって連載した「都市の肖像」に、一般記事として書いた同趣旨の六篇を加えて全体を再構成したものです。 1984年12月に初版が出たこの本は、売れた […]
続きを読むカテゴリー: 書籍
河童が覗いた仕事師12人
私が持っているのは文庫ではなく単行本なんだけど・・・ ただ眺めているだけでは見えてこないものが、覗くことで見えてくる。果てしない好奇心と百万馬力のしつこさを備えた河童が、その道の達人たちにスルドく迫 る。あるときは仕事場 […]
続きを読むあさま山荘事件 – 審判担当書記官の回想
存在は知られていたけど地味すぎて探す気にもなれなかった1冊を某所で発見。 読んでみると、地味というよりも番外編的な位置づけが合いそう。 本書は副題にもある通り、審判担当書記官の回想であります。 連合赤軍事件を受けて長野地 […]
続きを読む朝日新聞血風録
本書は、ソ連、中国、北朝鮮への迎合報道が社内にはびこる中、本当の言論の自由を守るために孤立無援で闘った元朝日新聞記者による痛憤の手記である。90 年代の自社連立政権擁護論、戦後決議推進論、オウム問題等々に表れた朝日新聞の […]
続きを読む大江戸 美味草紙
お江戸の旬をまるかじり!! 粋で美味しい雑記帳! 粋な旦那遊びと江戸グルメ雑学が満載!! ~ぷんぷんと 煙草は匂い 銭はなし~江戸っ子必携の一冊!! 妻・お花が戯作の執筆を担当し、夫・月右衛門は「調べ」と称した飲み食いば […]
続きを読む交代寄合伊那衆異聞
時としてこのサイト、1日に数冊とか連続して毎日とか書籍の記事を上げるんですけれども、私の場合、トイレに置いてある本、パソコン部屋に置いてある本、今にある、寝室にある、風呂場にある・・・という具合にそれぞれ散乱しております […]
続きを読む江戸の禁書
近松門左衛門=心中物禁止、英一蝶=三宅島流罪など、江戸時代は、筆禍事件の続発ときびしい言論統制、弾圧の時代であった。市民的な文化活動の盛行と幕府による統制・弾圧の実態を当時の世相を交え、わかりやすく描く。 お上が出したお […]
続きを読む弾丸の眼—爺いとひよこの捕物帳
1冊目の時に書いたけど、地味だこれ。 と、先ずは書いておかなくてはならないような気がして仕方がない。 面白いとかつまんないとかとは違うんですよね。 岡っ引きの下働き・喬太は、数多の戦火を潜り抜けてきた不思議な老人・和五助 […]
続きを読む江戸を楽しむ – 三田村鳶魚の世界
荒木又右衛門や赤穂浪士仇討ちの真実、将軍家光「大馬鹿説」の真相、町奉行所の捕物の実際と自白第一主義の裁判、蕎麦から肉食まで、ゆたかだった江戸の食 生活など—。日本エッセイスト・クラブ賞受賞の近世史家が、江戸学の祖・三田村 […]
続きを読む妖談うしろ猫—耳袋秘帖
「赤鬼」の綽名を持つ、南町奉行根岸肥前守のもとに、商いの評判が良かったもろこし屋の主人、幸右衛門が殺されたとの知らせが寄せられる。現場近くでは、 「かのち」という書き付けを残して失踪した大店の若旦那が目撃されるが…。奇談 […]
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