やんちゃ坊主のひねくれ坊主…そんな半ズボンの頃の播磨屋御曹司を、「ばあや」はいつも傍にいて、肉親同様に厳しく懐深く育ててくれた。本書は二代目襲名 までの思い出を、「ばあや」へのレクイエムとして綴った半生の記であり、また、 […]
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七十七の傷—爺いとひよこの捕物帳
三年前の大火で父親が行方不明になり、叔父の下で岡っ引きの下働きをしている喬太。下手人が川を歩いて逃げたという殺傷事件を調べている最中、数多の戦火 を潜り抜け、体中に傷痕をもつ不思議な老人に出会う。人は水上を歩けるのかとい […]
続きを読む穴屋佐平次難題始末 幽霊の耳たぶに穴
へび使いのお巳よと所帯を持った穴屋佐平次。珍商売仲間に稀代の絵師・北斎先生も加わり、本所の夜鳴長屋は今日も賑やかだ。ある日、花札の大店・仁天堂の 後家が訪れた。三カ月前、辻斬りに遭った主喜左衛門の幽霊が出たという。生前の […]
続きを読む思い出のなかの寺山修司
「「演劇実験室天井桟敷」の人々—30年前、同じ劇団に居た私たち」が面白かったので「15歳 天井桟敷物語」を経てこれを読了。 なんと行っても沼正三のくだりが強烈すぎて、なんの本だったっけ?と思うほど。 それはさておき著者は […]
続きを読むらくらく宅建塾
2010年版が出たので購入、というか予約してたのが届いた。 サトーです。この本は苦労して受かりたい方には、おすすめできません。ラクに受かりたい方だけどうぞ。とっくに累計100万部を突破した宅建塾シリーズの歴史の中でも、こ […]
続きを読む風光る 27
混乱を極める幕末、広島では幕府と長州が対峙し、一触即発の危機が迫っていた。新選組では相変わらず伊東(いとう)が土方(ひじかた)への接近を試みてい たが、突如、土方が体調を崩してしまう。心配する近藤(こんどう)は、セイを土 […]
続きを読むじゃがたら
新装のがあるらしいですけど、私が読んだのはこっち。 著者は80年代にカルト的な人気を誇ったバンド「じゃがたら」のボーカリスト、江戸アケミの精神が、1人でも多くの若い人たちに引き継がれるよう本書を書 いた「アケミと同じハー […]
続きを読む日本赤軍私史 パレスチナと共に
世界を震撼させた日本赤軍のリーダーが、獄中でその結成、ハイジャックなどの「闘争」、そしてアラブでの様々な模索から逮捕、解散にいたる全過程をはじめて詳細に記録した手記。あの時代と現在に関心をもつすべての人々に。 重信房子が […]
続きを読むはだか馬人生
2009112701 posted by (C)padmacolors いまはなき伊那毎日新聞社から昭和52年5月25日に発行された書籍。 興味深いことに価格表示がどこにもない。 まさか非売品という事はないだろうけど、売 […]
続きを読む弥勒の手ー若さま同心 徳川竜之助
今日も珍妙な事件探索に江戸の町を奔走する徳川竜之助。ある日出会った浪人と意気投合。この男、某藩の若さまで堅苦しい武家の決まりに嫌気がさし、影武者 を藩邸に残し庶民の生活を味わいたく浪人に身をやつしたのだという。ところが、 […]
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