BGMとTechnodelicがすべてであるという中期至上主義者であった私にはこの上ない書籍で、あわよくば1stと2ndについても深く講じられており、いやすごいですね4刷ですってよ。 音源を聴きながら読むのが味わい深くて […]
続きを読むカテゴリー: 書籍
暗殺春秋(半村良)
研ぎ師の勝蔵は剣の師匠・奥山孫右衛門に見込まれ暗殺者の裏稼業を持つようになる。九寸五分の匕首で次々に悪党を消していく中で、次第に現れる闇の権力者・大御所一橋治済の影。治済と老中・青山忠裕の陰の争いに巻き込まれていく勝蔵も […]
続きを読む大老 井伊直弼(羽生 道英)
一生部屋住みとして暮らすか、それとも他家の養子になるか。不遇の日々、学問に傾倒する井伊直弼に突如、転機が訪れた。井伊家世子の死で藩主である兄・直亮の養子になった直弼は、兄の死後、彦根三十五万石を継ぐ。開国に向けて動く直弼 […]
続きを読む江戸幕府 最後の改革(高任 和夫)
飢饉や大地震が続き、危機的な経済状況にある天明期の江戸幕府。足軽の子と蔑まれつつ、経済手腕を買われて老中に出世した田沼意次と、借財に喘ぐ下級武士でありながら、狂歌師として、自由な「サラリーマン」生活を謳歌する大田南畝。二 […]
続きを読む国書偽造(鈴木輝一郎)
時は寛永八年、徳川家光の時代である。対朝鮮外交を一手に握る対馬藩の家老、柳川調興が突然、所領の返還を申し出た。調興の訴えは幕府を揺るがす一大スキャンダルに発展していく。朝鮮王と徳川将軍の間で交わされた国書が対馬藩の中で偽 […]
続きを読む砂とアイリス 4(西村 しのぶ)
発掘をこよなく愛する研究者の卵・長瀬なぎさ。精力的に仕事に励む中、大学時代の先輩・梶谷との関係は親しさを増していき──。恋も仕事も一生懸命の発掘ライフ、第4巻。 ・・・3年ぶりの新刊。 まいどまいど西村しのぶの新刊が出る […]
続きを読む談志が死んだ(立川 談四楼)
その死は弟子たちにも伏せられていた。立川談志、享年七十五。この不世出の落語家に入門したのは十八歳の春だった。それから四十年近く惚れ抜いた師匠から突然の破門宣告。「てめえなんざクビだ」。全身が震えた。怒りの理由が分らない。 […]
続きを読む考証・江戸を歩く(稲垣 史生)
辰巳芸者の深川、忠臣蔵の本所、文人が集う花の向島-。時代考証の第一人者が活写する、大江戸・隅田川両岸図絵! 江戸への郷愁がつまった一冊。時事通信社88年刊の再刊。 アマゾンのレビューに、氏は時事通信社刊をと注文したのだが […]
続きを読む私説・沖田総司(三好 徹)
新選組随一の美太夫とうたわれながら、非情の人斬りとして生きねばならなかった若者の人間像に迫る表題作など、幕末維新史を揺るがせた暗殺事件の真相を推理し歴史の謎に挑む傑作4篇 これまで三好徹という作家を知らずに、ひょんとした […]
続きを読む天皇はどこから来たか(長部 日出雄)
日本の古代史像を一変させた青森・三内丸山遺跡。この発見が一人の作家を衝き動かした。諏訪大社の御柱に「縄文巨木文化」の面影を見ることから始まった旅は、神々の原郷を歩き、史実と神話の間に想像を広げるうち、思いもよらぬ結論に導 […]
続きを読む