どれもが、内側からの猛烈な“表現”欲求の発露。若者の、アーティストの、「日本のロック」表現の30年に及ぶ苦闘史。欧米の模倣に始まり、時間をかけて自分たちなりに昇華させてきた“日本のロック”。本書所収の作品はすべて、いわば […]
続きを読むカテゴリー: 書籍
ロング・グッバイのあとで ―ザ・タイガースでピーと呼ばれた男
40年間の沈黙を破って、タイガースのピーが書き下ろした真実…。 自伝である。 タイガースのメンバーとしては25歳までで、現在が70前だということなので、しかもタイガースそのものは5年かそこらの活動期間だから、タイガースで […]
続きを読む新・東京23区物語
『東京23区物語』から10余年。その後、バブルは崩壊、お台場タウンが出現し、女子高生の顔色が変わりました。大江戸線が開通し、スターバックスが大量発生したいま、23区の風土とそこに生息する人びとの暮らしは、どのように変化し […]
続きを読む藝人春秋
北野武、松本人志、甲本ヒロト、そのまんま東、稲川淳二…芸能界という「この世ならぬあの世」に棲息する巨星・名人・怪人を、博士の鋭い目と、異常なまでの愛情で活写し、満都の喝采を浴びた傑作藝能ルポ・エッセイ!「2013年の有吉 […]
続きを読む歴史を探る・人生を探る
池波ワールドの登場人物たち。鬼平、秀吉、彰義隊から日本左衛門ら大泥棒たちまで。池波正太郎がこだわり続けた歴史上の偉才を心ゆくまで掘り下げ語り尽くす。単行本未収録エッセイ「歴史のまち・松代」も初収録。 久しぶりに池波正太郎 […]
続きを読む贋作 天保六花撰
貧乏御家人の入り婿となった片岡直次郎は、黙っていても女が貢いでくれる色男。が、病弱で世間知らずな美しい妻あやのを養うためなら、ゆすりたかりも厭(いと)やせぬ。ご存じ悪徳坊主・河内山宗俊(こうちやまそうしゅん)、剣客・金子 […]
続きを読む定本ジャックス
至極のロックグループ、ジャックスの完全無欠研究本。 なにかにつけてジャックスがどうだと言う私も、その実音源を聞いたのはソリッドから出た「からっぽの世界」EPであり、「からっぽの世界」はすごいなぁと思ったけど、「ピコの唄」 […]
続きを読む花嫁化鳥―日本呪術紀行
風葬大神、鯨の墓など、寺山修司好みの呪術的素材を探索する風変りな旅は、日本人とは何だろう、という問いを深めると同時に、寺山修司を貫いていた主題を明確にしめす、最良の入門書である。 約1ヶ月ぶりのご無沙汰で(おまっとさん! […]
続きを読む葛飾物語
かつて下町の路地で肩寄せ合って暮らした三軒長屋の面々が、それぞれの悲しみと別れを乗り越え、今年もまた、春野家の当主の命日に集う―暗雲たちこめる戦時下から、戦後四十年余りを経た平成の初めまで、時代の奔流の中で逞しく生きた庶 […]
続きを読むラブ・ゼネレーション / ぼくは本屋のおやじさん
とあるところでつぶやいたのだけれども、「30年前に読みたかった」と思って。 早川義夫という人を、このブログを読むような人が知らないわけがないと思うんですけど(知らなかったら・・・めっ!)、かいつまんで言うと、男性。 かい […]
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