ウチの庭に植わってるサクランボが今年はわんさと実り、食べ切れない位だっていうのは前に書きました。 その後ももう食べ飽きてしまって放置状態だったんです。
そしたら夕べ、タバコを吸おうと玄関開けると、サクランボの木のところでガサガサ...どころじゃない、ガッサンガッサン音を立てて逃げていくヤツがいるではありませんか。 明らかに四本足で逃げていく足音だったんで、人間じゃなくて...でもなかなかデカそうなんで、サルなのかなぁって。
そういえば何年か前に、隣の畑のトウモロコシを、物の見事に綺麗に食べ、且つ豪快に逃げていく動物がいました。
残念な事に外は真っ暗だし、家の明かりだけではそんなん何が居るのか確認なんて出来ず、出来たにせよ余りの高速逃走なんで見分ける事は無理だったでっす。 前回も今回も。
なんていう話をアカネにしたら、サルだったら怖いじゃん!みたいな感じで盛り上がり、普通に盛り下がって何となく忘れちゃったんですね。
...そして15分位経ったんでしょうか。 また庭の、またサクランボの木の辺りで物音がするんで、
ぉぃ、なんかいるぞぅ
ってなもんでアカネ(妊婦)を連れて懐中電灯を片手にゆ〜っくりと玄関を開けたんです。 そしたら居た!
ハクビシンが(w
でも、ハクビシンっていうのは鈍いのかバカなのか、こっちが玄関先からモロに懐中電灯の光を当ててるし、且つ「なんだなんだあれ?タヌキか?ハクビシンでねぇか?」とか騒いでるのにも構わず、悠々とした貫録でサクランボ食ってるんですよね。 だもんでバッチリとその姿を確認しましたよ。
ハクビシンかよ...っていう(何故か)落胆と共に。
そしたら! 次の瞬間、ハクビシンとは別のところから
バサバサバサー!
って隣の家の庭の草を掻き分け、物凄いスピードで逃げていく何かデカそうなヤツの音がするじゃないですか。 まぁ仮にこれを「デカいヤツ」とでもしとこうか。 このデカいヤツの物音のお陰でやっとこさハクビシンも事態に気付き、猛スピードで逃げちゃったんだけど、ま〜ハクビシンってのはアホだわ。 生け捕り出来るんじゃねーか?って。 生け捕ったってSARSとかどーすんだよ?って話もあるけど。
それにしてもデカいヤツですよ、気になるのは。 ハクビシンと俺達を驚かせるあの存在は一体何だったんだろう。