真田太平記

85年から86年にかけてNHKで放映された、池波正太郎原作による時代劇小説のTVドラマ版のBOX第1集。信濃の一豪族でありながら、上杉や北条、徳川と伍して戦い、戦国の世を行き抜いた真田一族の愛と葛藤のドラマが展開する。第1話から第23話までを収録。

やっとこさ見られてやっとこさ観終わった。 これってもう20年も前の放送だったのですねぇ。 当時は私も若かったし、歴史モノにはあんまり興味が無かったし、そもそも大河でしょ、そんなにはねぇ。

ですけど、一寸前にはなりますが上田の池波正太郎真田太平記館なんてなところに行って俄然盛り上がっちゃったりとかで、早く観たいと思ってたんですよねぇ。

すごい合成技術に時代を感じてしまいますけれども、それをとって余りある位の傑作だこりゃ。

キャストに文句のつけようがない。 最初は違和感が否めなかったものの、途中からもう原作にマッチしまくってるじゃないかぁ!と感じまくりになってしまうんです。 脇役というところにも気を配っているようで、キャストに関しては隙が見あたりません。 そして原作が原作でしょう。

長いけどね、45話もあるけどね、一気に観てしまっても良いでしょ。

ちなみに真田の草の者達がやろうとしている事は、現代風な解釈をするならば「テロ」である、という事も観終わった後に感じたいところ。 そして苦笑しちゃったりなんかするのも一興であります。