世界の料理ショーがとうとうDVD化されるということと、こないだ子供が産まれたんでもう思い残す事も無く余生を過ごせるのかなと思っていたら、チャットで教えて貰いました。
VHSになってたのは知っておりましたが、当時は高くて買えず(というかVHSというものを信用していなかったのもある)、DVD時代に入ってからは、いつの日にかこれがDVD化されるものなのだろうなぁと期待していたんですけどね、全然DVD化されないんですよね。 っていうかしないのかな?
DVD化されたら絶対に買います。 ってゆーかDVD化されないからヤケになってリンク張ってるんでありまして略。
今回、初めて全編観たんです。 噂通りの内容だねぇ。
映画のスタッフは、永山の足跡を忠実に追って日本列島をロケしてまわり、香港にまでも律儀に行く。カメラは、永山が眺めたであろう風景をただただ撮るだけである。撮影期間は(註:昭和)44年8月〜11月。(goo 映画より)
こんな、フリージャズ(?)をバックに、撮影時の音を抜いた風景のみ延々と流す映画っていうのも珍しく、前衛であります。 ときたま無表情な(監督である足立正生による)ナレーションが挿入されるあたりで、そうそう映画だった映画だったとこちとら思い直す程で、観ていて正直意識が遠のきそうになります。
そりゃ風景ばっかり延々と流されるんであれば、意識もおかしくなりそうですけれども、同一モチーフの連続、長い長いパン(ゆっくり1周しちゃう)、唐突なティルト等、明らかに意図的な撮影・編集なんでありまして、呑みながら観るとかなり気持ち悪くなりそうです。
ちなみに私としては私が産まれた頃の映像大好き人間なんで楽しく観ました。 あぁ、DVDになったらすぐ買うぞ!