身分を隠して江戸を発ち、国許へ向かった大名の姫君をお護りせよ。主君根岸肥前守の密命を受け、東海道を西進する隼新八郎。箱根では五人の追手が斬りかかり、宇津ノ谷峠では虚無僧姿の刺客が現れる。容易ならざる道行きには意外な結末が待っていた。大人気「はやぶさ新八」シリーズが新たな旅に出立す。
御用帳の新シリーズって事で御用旅。 色んな所を巡るみたい。
御用帳はなんだかんだで読破し、その「何の結着も見ない」様に消化不良的なものを感じたのですけれども、内容はすごく面白かったです。 んでその勢いで御用旅も読み始めたのです。
が、ちょっと無理があるような。 そもそも旅をするっていうので設定に無理がたたっちゃってるんじゃないかなぁと。 勿論、平沢弓枝で、はやぶさ新八なんで、つまらないってことはありません。 けれども、無理矢理な部分をどうしてもひきずてしまうんですよねぇ。
一応は読破をするつもりなんですが、その前にやっぱり「かわせみ」だな。 「かわせみ」の後は「新かわせみ」だな...と思う私なのではありました。