人情の機微と人の世の面白さを描いて大好評の池波正代郎『鬼平犯科帳』を素材に、鬼平という人物の魅力、人心掌握術の見事さ、当時の江戸の様子、平蔵の刀 や煙管についての薀蓄、等々さまざまな人がさまざまな角度からそのユニークさ、面白さを追究したファン必読の書。これさえあれば「鬼平犯科帳」が何回でも 楽しめる。
鬼平は全部読んでるんですけれども自宅に1冊も無い...。 よくよく考えてみると全冊実家にあるのでして、まだ私の状態が悪かった頃に暇つぶしに読んだのがきっかけで、それこそ池波正太郎初体験だったし時代モノにどっぷりハマる契機だったのかも知れませんです。
だもんで、じゃぁ読み直そうとしても実家に行かなくちゃならないという。
さてこの本、こういう手合いの本にありがちで、最初の方は面白いんだけど、後半になるにしたがってテンションが急落してしまうという典型であります。 それと当然ですけれども原作を読んでいないと訳ワカメですし、よっぽどじゃない限りプロパーで買う事はないんじゃないかと思います。 中古で安く手に入れて、どうしても時間を潰さなくちゃならない時に読むっていうのがよろしかろうと思われるのでぃす。
ところで時間潰しってぇと最近は読書なんかじゃなくてiPhone(とか携帯電話)であれこれ...っていうのが多いみたいなんですけれども、私はどうしてもそれが苦手で。 時間潰しは読書に限る訳なんですが、iPhoneっていうのはね、充電しながらでしたら良いんですけど、そうじゃないとバッテリーを気にしちゃってねぇ。 案外モチが悪いからねぇあのバッテリー。