Windowsの話。 Mac OS Xであればsqlite3が標準で入ってるんで、(username).defaultまで移動しといて「sqlite3 places.sqlite vacuum」ってするだけ。 vacuumはMail.appなんかでも重宝するらしいですね(Mail.appは使っていないのでアレですけれども)。
さておき、WindowsでSQLiteのVacuumをするんであれば、本家でWindows Binariesをダウンロードしてインストールってのもありますが、Firefoxはどこまですごいんだろう、「SQLite Manager」っていうアドオンがあるんですよ。
インストールしてFirefoxを再起動後、メニューの「ツール」>「SQLite Manager」でアクセスできます。
ここではFirefoxのplaces.sqliteをvacuumしてreindexしてみますです。
2009031801 posted by (C)padmacolors
まず、データベースファイルを選択して開きます。
C:\Documents and Settings\(username)\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\(hogehoge).default
に、「places.sqlite」ってファイルがあります。 それです。
2009031802 posted by (C)padmacolors
開きますってぇと、左にあれこれ一覧が出ますので確認し、右のタブから「Execute SQL」を選択し、「vacuum」とタイプして「Run SQL」を押します。 つまり、vacuumっていうコマンドを実行した訳であります。
2009031803 posted by (C)padmacolors
左がvacuum前、右がvacuum後。 単にファイルサイズがダイエットできましたけれども、vacuumは単に溜まった余計なデータを取り除くだけじゃなくて、コピーしながらデータベース構造を再構築するらしいんですよね(ジャーナルファイルが生成され、処理状況が何となくわかりますですね)。 だもんで、ここでFirefoxを終了して、起動しなおすと、その起動時間の早さに驚くことになります。
2009031804 posted by (C)padmacolors
でも、Firefoxを終了する前に、Reindexもしておきます。 これはメニューから簡単に実行できるのでお手軽お手軽♪
2009031805 posted by (C)padmacolors
「Yes」を押すとReindexします。
これでFirefoxを再起動すると、なんともまぁ素晴らしいくらいにキビキビした動きとなってくれるんですが、こうなるとアレでしょ、「.sqlite」ってファイルを検索して片っ端から試してみたくなりますよね。
特に同じFirefoxで「urlclassifier3.sqlite」というぶっちぎりにデカいファイルがあるんですけれども、これはvacuumしてもあんまり影響は無いみたい(ただ、ファイルサイズは極端に小さくなりますね)。 urlclassifier3.sqliteってURLデータベースなんだとさ~。