買ってみてその面持ちに「あれ?これって何かと同じ!?」と感じることが多々あって、まさかに同じアイテムではないにせよ(同じだったら撃沈)、よくよくみると同じレーベルだったりする事がとても多い今日この頃。
Sarolta Zalatnayの「Zalatnay」を買ったんです。
19 stomping selections by Hungarian funk-rock goddess, Zalatnay. Eastern Europes most vivacious sexual secret piles heavy psych/jazz/glam and funk onto a heaped spoonful dripping with the cream of the 70’s Hungarian rock scene. Collection of Zalatnay’s best work finally available for the DJs and beat diggers, discerning pop-pickers and global rock enthusiasts alike.
そしたらなんの事は無い、Genclik Ile Eleleと同じFinders Keepers Recordsなんですね。 どんだけディープなのよ!って話ではありますけれども、FKRの仕事にただただ感謝するところであります。
Sarolta Zalatnayはハンガリーで活躍していた(している?)女性ボーカリストで、YouTubeで検索してみるとあれこれヒットしますが、それらは施術前とも言えるようなところで、この作品ではあまりに乱暴なサウンドを身に纏い歌っているのであります。 サイケ度十分なんです。
というか、70年代のハンガリーのロックシーンってどうなの?ってところでありまして、その実この作品からみるに、「演奏がヨレたり歌唱がヨレたりで忙しい」ところ。 私の思っている「当時の欧州のロック」にビンゴ!しちゃったりなんかするから興味深いのですが...流石にこれはオススメ出来ないかもねぇ。 でも!でも!スキモノにはたまらんですよ。
行き場を無くしたCold Blood
とでも評したらいいのかな。
とっかかりとしてはボーナストラックとM8をオススメするところあります。
が、難しい。 この作品はロックとしての複雑骨折を体験するにうってつけで、是非ともホントはオススメしたいんだけど、許容出来るリスナーはどいだけ日本に居るのかなぁ。 居たら居たで嬉しいことなんだけどね。
あ、このサイトで書く位だし、このサイトを見てくれるような奇特な人達ばっかりを相手にしているんだからいいか。 いいのかいいのんかー!?