ここはSnow Leopardにアップデートした際のメモを記す個人的なエントリー。
今回、Mac OS X 10.5 LeopardからMac OS X 10.6 Snow Leopardに上書きアップデートをしまして、クリーンインストールの場合とはかなり趣が異なるんじゃないかと思うんですけども、事前にクリーンインストールしてみましたところ、rootの作成方法が気になったんですよね。
Mac OS X 10.4まではNetInfo Manager.app、Mac OS X 10.5ではDirectory Utility.appで行え、Mac OS X 10.6でもDirectory Utility.appで行えるんですけどもMac OS X 10.6ではその肝心のDirectory Utility.appの場所が
/System/Library/CoreServices/Directory\ Utility.app
に移動していましたです。 それ以外は従来と同じ。 鍵アイコンをログインパスワードで外して、メニューの「編集」から「ルートユーザを有効にする」・・・であります。
それと今回、互換性の問題が生まれましたですね。 起動不能になるアプリケーションやユーティリティーがありますです。
2009083001 posted by (C)padmacolors
cmd + I で情報ウインドウを出すと、新しいチェックボックスが追加されています。 アプリケーションレベルだとRosettaを使う、ユーティリティーだったら32ビットモードで開けば問題のあるアイテムは起動出来る可能性がありますですね。 但し、起動出来たとしても妙に重かったりするので、こまめに公式サイトを確認してMac OS X 10.6対応版にアップデートした方がよさそうですね。
ちなみに私の環境は、基本的にMacではネットが出来れば良いのでブラウザとメーラーが動けば良いのですけれども、GyazMail 1.5.8が起動不能に陥ってました。 この場合、Rosettaを使って開けばOKでありました。
iStat Menusは対応していないみたいですが、早急に対応版を出すみたいですね。(追記20090903:対応したv2.0がリリースされました)
2009083002 posted by (C)padmacolors
スクリーンショットを撮った時に生成されるファイル名に変更があり、日付が加わるようになりましたねぇ。
システムが使うフォルダー名を英語表記に、っていうのはSnow Leopardでもそのまま使えますね。
su
Password: // rootのパスワードを入力(非表示)
cd /System/Library/CoreServices/SystemFolderLocalizations/ja.lproj(或いはJapanese.lproj)
mv SystemFolderLocalizations.strings ~SystemFolderLocalizations.strings
cd ../en.lproj/
cp SystemFolderLocalizations.strings ../ja.lproj(或いはJapanese.lproj)/
Disabled系その他のカスタマイズもほぼ使えます。
defaults write com.apple.finder QuitMenuItem -boolean Yes
defaults write com.apple.finder DisableAllAnimations -boolean Yes
defaults write NSGlobalDomain NSWindowResizeTime .001
defaults write “Apple Global Domain” AppleScrollBarVariant DoubleBoth
defaults write com.apple.dock showhidden -boolean Yes
defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean YES
ただ、「AnimateSnapToGrid」がFinderから無くなってしまった模様。