ドイツ語専門の翻訳家として働く伊勢一三子・33歳独身。仕事に生きがいを感じて没頭する日々の中、図書館でひょんなことから出会った少年・草市とひとときを過ごすようになり…。表題作ほか、彗星が地球に近づくその日の人々を描いた読切りシリーズを収録。
確か前に、私が唯一必ず買う漫画は西村しのぶのそれだ、みたいな事を書いた事がありますが、じゃぁ谷川史子はどうなんだっていう話があるかも知れません。 が、谷川史子はウチのアカネが必ず買うアイテムなのでありまして、私がどうこうって事ではありません。 が、率先して買うのは私であり、もう全体的に微妙にぼんやりこん。
今回、谷川史子は子供ネタっていうか子育てネタを登場させちゃって、最近「親」というものになった私の琴線に触れちゃったりです。 後でアカネも読むと思いますけど、はてさてどんな感想を述べる事やら。
こう、起承転結が非常にはっきりしている作風(特に「転」が特徴的)なので、読みやすいんですよね。 一歩間違えればワンパターンに陥りがちですけれども。