久しぶりに動くピストルズの映像を見ちゃったりなんかして。
2008年、ファン待望の全国リバイバル上映が実現し、大きな話題を呼んだ本作。数あるロック・ドキュメンタリーの中でも最も有名で最も多くのファンを持 ち、すでに伝説となっている映画である。監督は、ピストルズ2度目のライブで彼らと出会ったジュリアン・テンプル。映画学校のカメラを持ち出し、無名時代 のピストルズを2年間記録し、「ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル」(79年)を完成させた彼は、デヴィッド・ボウイ出演作「ビギナーズ」、ク ラッシュのボーカル、ジョー・ストラマーの生涯を描いた「LONDON CALLING」など、数多くのカルト的作品を手掛けている。来日公演やライブ・ドキュメンタリーの公開など、若い世代を中心に再び熱狂的ブームの到来し つつあるピストルズ。その全貌を明かす必見作が、今再び蘇る。
ロックンロール・スウィンドルはもう散々見てて...っていうのも昔はビデオも買えませんし、ダビングとかしていたんですけど何故かVHS→βっていう感じでしかも元テープの問題なのかちゃんとダビングが出来なくて、んで何度も見直さなくてはならなかった...からなんですよね。
それ以外にも普通にピストルズが好きで、よくもまぁ...っていう程に新宿に行ってはブートビデオを買ったものですよ。 内容的にはスウェーデンのライブが一番だよねー、みたいな。
えっと、24年とか25年とか前の話だ(笑)。 まだインターネット無かったぜー。
そんなこんなである程度は昔、映像を見ていた私ではありましたけど、初めて見る映像が多かった事にこのドキュメンタリーの価値を見いだしたりです。
というかこんなバンドだったのかピストルズ!?って。 シドさんのインタビュー(DOAだかに収録されていたのも入ってるけど、そっちじゃなくて)で、もうしっかりジャンキー状態なのにウダウダ喋ってるのが相当に引くし、勿論初期の貴重な映像もそうだけど、それらを差し引いて驚愕だったのが、消防署だかなんかのストライキ中のクリスマスパーティーですよ。
みーんなニコニコして、ジョニーなんて子供にケーキ渡しちゃったりして、んで演奏もしちゃったりなんかするんだけど観客が子供達だったり、その子供達がよりによって「Never mind the bollocks」のシャツだかなんかを着ちゃってるんです。 照明が暗いのでアレだけど、これはすごい。 すごいっていうかピストルズの人達、良い人達。