2009102201 posted by (C)padmacolors
アカネが数ページをパラパラと読んで「エロ本ね、これ」と看破しました。
オレの妾だョーン! 全員集合!
1001 WAY TO MAKE LOVE <新刊紹介>
青島幸男音頭(作詞・なかにし礼 作曲・宮川泰)
エロティシズムの誕生=滝谷節雄
青島家二十三代之祖青島権之兵衛幸村性生活図
嗚呼!銭湯的裸婦
ダンス=林静一
獣愛=吉岡康弘
青島幸男とその弟子たちの大衆団交=河野 洋
マッド・アオシマ<Byマッド・アマノ>
おふくろ<ショート・ショート>=谷啓
或る夫婦の性的成長の過程と和合に致る臨床的かつ内的性意識の記録 イラスト・長尾みのる
家畜人ヤプー=沼正三 イラスト・石森章太郎
千夏の青島幸男辞典=中山千夏
鳥<青島文学賞第一回受賞作品>
日本の主婦の欲望に関する研究<日本サーチ・センター>
故青島幸男の死を悼む<弔辞>野末陳平・なかにし礼・柴田錬三郎・大橋巨泉・前田武彦・加藤登紀子
野坂昭如のシながら話そう「あんな男のどこがいいの?」ゲスト=青島美千代
どういうわけか超えない車<71年型新車スクープ>
という目次。 昭和45年12月15日初版の目次から転載致しましたが、無いのもある。 順番もめちゃめちゃ。 しかもこの目次は刊名が「パロディ<創刊号>」となっておるのでありまして、もしかしたらこの目次だけ最初のうちに適当に作っちゃっておいて、後になってバタバタしたから校正しないで滑り込ませちゃったのかも知れないですね。
一般に青島幸男は都知事になってから一気に評価が下がったと言われておりますが、私個人としては「いじわるばあさん」の時点でいけなかった・・・というか、この人は基本的に目立ちたがりやなだけでその自己顕示欲が果たして万人に受け入れられる過当かは怪しいのではないか、と思ったものです。
そんな青島幸男が発刊した雑誌が「パロディ」。 エログロナンセンスぎっしりの1号限り(と思われる)のこれは、定価800円とあり当時としてはそれなりに高かったのではないでしょうか。 今だと1500円位?雑誌の域ではありませんで、雑誌の体裁ではありますが普通の書籍的な扱いだったのでしょう。
個人的に興味深かったのは本編ではなく広告。 広告は後ろの方にまとめられておるのですけれども、どれも格好いい。 特にレナウンはタマランチ会長であります。 昔のレナウンはこう・・・憧れちっくなものがあったよなぁ。