1965年、レイ・マンザレクとジム・モリソンにより誕生した、ロック史上に強い影響力を及ぼしたカリスマバンド、ザ・ドアーズ。音楽専門チャンネル「VH1」の企画「storyteller」をDVD化。ジム・モリソン死後も全く色褪せない彼らの演奏を堪能できる。
ドアーズが好きだと頻繁に言うと、我こそはドアーズファン!みたいなやつからあぁだこうだといわれて辟易するのでありますので注意が必要なのですが、歌詞そして楽曲それら双方と合わせてバンドとしてのあり方からしても、この手の最高峰なんじゃないかとは思っています。
昔ねー、好きでねー。 でも今はどうだ、ライブ盤と1stと2ndだけしか手元に無い。 ビデオとかブートだ正規だ沢山持っていたのに1本も無い。 聴き過ぎて飽きちゃったっていうのは確かにあるけど、前述の通り、あんまりファンだの好きだの言いたくなくなってから一気にテンションが下がって普通のリスナーに成り下がったのと、単純に他のサイケが聴きたいなーとか思ったりなのとがありました。
ちなみにアカネも好きなのよねドアーズ。 ドアーズというかジム・モリソンっていう詩人が好きらしい。 おー気が合いますねー!とか、出会った頃に話したもん(笑)。
それはさておきもうジムさんいませんので、最近のドアーズなんていいますと、再結成っていうかなんていうかのドアーズって言いますと、その先駆けがこのライブだったらしいですねぇ。 The Doors 21st Centuryになる先駆け、みたいな。
ジムの代わりなんて居ないから、みんな好きに歌ってねー!っていう雰囲気で、トークとかも交えながらライブが進むんですけど、やっぱりボーカル役(役、と言っておきます)のみなさん、ジムさんを意識しまくっちゃって素敵。 この落差がいいんですよね、こういうライブって。
それにしても演奏は、そりゃ完璧とは言えないながらもどうしたってドアーズになってしまうみたいですね。 しかもタブラだエレクトリックシタールとか出てきた時には、あーやっと時代が追いついたなぁと。 すごくマッチしていると申しますか、ドアーズのサウンドにぴったりハマってまして、格好良かったです。
ということでなんだかんだと好印象なんですけど、こんなの三連休とかじゃないと見られません。 通常平日とかに見たらかなりがっくりきちゃうかも知れないですね・・・「元」ファンとしては(笑)