倉本聰が脚本を手掛けたSFドラマ。世界各地でUFOの目撃情報が相次ぎ、目撃者の血が青くなるとの噂が広まった。この事態に政府は秘密裏に彼らを処分し ようとある計画を立てる。そんな中、国防庁参謀本部の沖は恋人の冴子からUFOを見たことを告白される。
この映画の評価の分かれっぷりはすごいものがあるんですけど、擁護する側はこう・・・マニアックなものとかB級的なものへの「愛」があるんですよね。 んで否定する向きにはこういうのへの「憎」があります(←笑うところ)
脚本的にはオッケーなのかも知れませんが、基本的に映画で「血が青」であれば、それはB級とかトホホ行き決定なのであります。 どんなにしたって、どんなに感動的にしたって、流れる血が青色だったら爆笑(とか失笑)しちゃうんです。 あー竹下景子にも青い血が流れていたなーwwwとか、そういう感じになっちゃう。
ただ、私はこの手の映画が大大大好きですし、なんつったって岸田森が出てますから、もうそれだけで名作になっちゃうんです。 岸田森、そんなに出番はありませんし、ヤバさであれば死神博士に負けちゃうながらも、いかにも岸田森、岸田森以外に考えられない配役でちょい出しています。 これだけでね、マニアは見ちゃうのね。
それにしたって青い血っていうのは根本でダメだと思うなぁ。
ちなみに高橋悦史&勝野洋っていう鬼平チームが出てますし、「あの」沖雅也もいいです。 愛すべきB級映画でありました。