最近の出勤時のヘビーローテーション。
構想10年! ブラジリアン・ミュージックの女王”ジョイス”がライフワークとして温めてきた話題作が日本上陸!
日本盤ボーナストラック、名曲「或る女」収録!! ブラジル音楽が誇るディーヴァ(歌姫)ジョイスがピアノ・トリオをバックに歌う厳選のスタンダード集。 彼女のライフワークとして10年来温めてきたこのアルバムは全体を通してジャズの洒落た雰囲気とボサノヴァのリラクゼーションが漂う心地よいサウンドが魅力になっている。 ポルトガル語は勿論、英語、スペイン語とバイリンガルなジョイスの才能が余すところなく楽しめり。 名手、エリオ・アルヴィスの美しいタッチのピアノは絶品、すべての要素が見事にブレンドした音楽、これぞボサノヴァ!!
Joyceと言えば恐ろしく早いギターのパッサージュが印象強いですけど、ここではそういう固定観念を見つけることはできなくて、しっとりとした楽曲を楽しめり。 こちとら出勤時の朝は涼しくて(時期よっては寒くて)、心を洗われるような素敵なサウンドに身を任せつつ、いやいや安全運転を心掛けつつ出勤するのでありま・・・・いや、出勤ではないんだけど厳密には。
ちゃんと比較して聴いていないし、そんな事は野暮だと思うのでやっていませんけど、あまりにJoyceっぽくないんで、時たまGal Costaの曲が掛かってんのかなって思ったりもするんですよね。 Gal Costaも数年前にスタンダード集を出しましたものね。
兎に角聴いていて気持ちがいい。 ジャジーに展開されるアレンジも、ブラジルなリズムの解釈を美しく反映させており、一際一曲一曲が際立つんです。 Joyceの歌声とともに。