いまや周知の冤罪事件となった「松本サリン事件」。1994年6月27日、最大の被害者だった河野さんは警察の見込み捜査で犯人と疑われ、そのリーク情報をもとにマスコミも疑惑報道をくりひろげた。無実が証明される、翌95年3月20日の「地下鉄サリン事件」の発生まで9カ月にわたる河野さんの無実への苦闘の全てがここにある。
トイレに置きっぱなしにしといて用を足す間に読み進めていたんですけど、読了して思ったのは、用を足しながら読むような本じゃないなっていう事。 いたたまれない気持ちになってトイレから出る始末なんでありました。
もし自分がこういう身になったら耐えられないと思います。 そうやって警察もマスコミもじわじわと攻めるんだろうなぁ・・・。