What about me

ニューヨークのアンダーグラウンド・パンクシーンのドラマーとして活動していたレイチェル・アモーディオが、かねてより興味を持っていたホームレスの人々を描くために私費を投じて製作した本作は、突然、身寄りがなくホームレスとなった女性がたどる数日間を描いた物語。撮影はマーク・ブラディとM・ヘンリー・ジョーンズ、音楽はニューヨーク・パンクのカリスマ、ジョニー・サンダース。出演はレイチェル・アモーディオのほか、リチャード・ヘル、ジョニー・サンダース、ディー・ディー・ラモーン。さらに『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のリチャード・エドソン、伝説のビート詩人グレゴリー・コーソ、ニューヨーク・アンダーグラウンドの映画作家ニック・ゼッドと『バスキア』のロケッツ・レッドグレアなども出演。

主人公のイケてなさが大評判なこの映画は、私自身見てみても確かにイケてねーなーと思ったところで、別の人にすりゃいいのにと思ったりもしましたけども、残念ながら監督であったオチ。 これはもー、いかんともしがたい。

ただ、ジョニー・サンダースだのディー・ディー、そしてリチャード・ヘルが「演技」をしている非常に貴重で興味深すぎて笑ってしまう映画でありまして、そりゃそういう映画ならば仕方がありませんながらも、案外見れちゃう不思議さがあります。

・・・それにしてもイケてない。 残念なんだよなぁ。