トワ・エ・モワ初の海外録音アルバム。1970年9月ロサンジェルスのリバティー・スタジオで録音。ジミー・ロールズ(p)、チャック・フィンドレー(tp)、レイ・ブラウン(b)、ヴィクター・フェルドマン(perc)ら錚々たるメンバーが参加。
ある最近の一時期、私にトワ・エ・モワのブームがやってきて、ひがら聴きまくっていたんですけど、あれはどうやら一過性のもので、そもそもどうして聴きたくなったのかかなり謎。
これはトワ・エ・モワの中でもキワモノというか珍盤扱いな一枚で、なぜか海外録音。 なぜか英詞で歌われたり歌われなかったり中途半端。 カバーもまったくヒネリのない直球勝負。
どうも私はトワ・エ・モワにソフトロックの匂いを求め、聴いていた節があるようで、毎回コテンパンになっておったような気もするんですけど、この海外録音盤、直球勝負なカバー(を含む)をもってしても、間違えたってソフトロックではありませんでした。
なんかよくわかんないけどフォークっぽいデュオでスタンダートなアレンジのカバーやったりオリジナルやったりする、という事でいいのかな。 この珍盤は。
ことソフトロックを頭から消し去ると、とても良いのではありますながらも。