こないだサム・ロックウェルの名前を出したら、最近目の作品でこういうのがあると教えて頂き、早速に観たのがこれでした。 ん?サム君がサムを演じてるのか?
近未来──地球の資源は底をついた。
宇宙飛行士のサムはエネルギー源を月より地球へ送るために、ルナー・インダストリーズ社よりたった一人で派遣されていた。
月での生活は、毎日決まった時間に起き、ランニングマシーンに乗り、ヘリウム3を採掘するだけの日々。
話し相手はコンピューターのガーティだけ。
地球との交信は衛星の故障によりできず、録音したメッセージをやり取りするのみ・・・。
3年という契約期間を淡々とこなし、やっと、地球に戻れる日が2週間後に迫っていたのだが———!?
ちょっとヘンな役をやらせたら当座右に出るものが少ないと言われている(私が勝手にそう思ってる)サム君が主演の映画なんですけれども、主演って言うか唯演っていうか独演っていうか。 映像以外では彼しか登場しないという、舞台が月っていう、かなり特殊な設定であります。
ただ、一人ぼっちじゃなくて、最大で3人登場します。 みんなサム君だけど・・・。 あ、HALみたいなやつの声がケヴィン・スペイシーですね。 いいですねこの声。 感情に乏しくてハマってます。 これもすごい助演っぷりでw
それにしてもハングルが随分出ているのが、ルナ・インダストリーズという会社がどうも韓国資本っぽいからみたいなんですね。 ビデオレターで届く役員っぽい人もアジア系ですし。 最近の映画では、こういうのは韓国なのかな?(昔は日本だったよね、こういうあくどいのは)
低予算映画ということでディテールの問題はこの際は無視しちゃってもいいんじゃないかと思います。 役1時間半、一気に観られましたしすごく面白かったです。 ただ、月の裏側におるのに地球が見えちゃうっていうのは随分乱暴でありまして、それだけが残念。 効果を狙ったのだろうけど、ちょっと残念だなぁ。
そうそうそれとイブちゃんが、ちっちゃいのも15歳のも両方可愛かったのも、この映画の重要な見所であります。 うんうん、奥さんもあれだけど、やっぱりイブちゃんですよ。 もーなんだかなー。
ちなみに、イブちゃんが呼んだのがオリジナルのサムっていう事でいいんだよね?