Oto加入以前、江戸アケミ、ナベらによる「エド& じゃがたらお春」1979年9月東京のライヴ音源がOtoの監修により正式発売となります。さらに、毛利嘉孝、野田努、こだま和文、湯浅学、磯部涼、二木信、らによる鼎談、寄稿を収めた36頁におよぶ豪華ブックレットを附した決定版。ジャケット画は、ヤギヤスオによる書下ろし。本体ブックレットには、当日対バンした岡地曙裕(その後、ボ・ガンボスほか)、藤井丈司(その後、ローザルクセンブルグなどを手がけたプロデューサー)などによる鼎談も掲載。
録音:1979/9/18上馬ガソリンアレイ
OTO加入以前のライブ音源をOTOが監修・・・w ブックレットも鼎談も要らないからもうちょっと安く・・・
それにしても反則技ギリギリのリリースではありましたなぁ。 ほんと初期のライブ音源。 1979年つったら30年以上前になるんですねぇ。 私なんて10歳だもの。 私が10歳の時、こういうすごい事が東京の片隅で起こってたんだなぁ。
収録されてる曲も、後に発表されたものが含まれているので「違い」を楽しむのもいいんじゃないかとは思いますけど、何が楽しいって江戸アケミ自身がすごーく楽しんで歌って喋ってるのを聴けるって事なんですよ。 声もデカいし若いしハリがあるし、こういう感じでエログロ路線っていうのも違和感があるよなぁ。 っていう位にライブとしてはすごくまとも。 エログロについては「あれはあれ」という感じできっちり切り離して、音楽は純然に音楽として聴いて全然良さげです。 なんかもー私なんざとんでもない演奏なんだとばかり思ってましたもの。
とにかく意外性に富んだ内容で、演奏楽しい歌うの楽しい喋るの楽しいライブ楽しいバンド楽しい!って雰囲気に満ち溢れてるんですよね。 暖かいんですよね。 演奏的な緊迫感はもう既にあったけど、全体の雰囲気は和やかで、これはちょっとすごい事ですよね。 ところで「じゃがたらのテーマ」って最初に聴いたとき、Os MutantesのBat Macumbaって曲がモチーフなのかと思いました。 すごいところから拾いあげてくるなぁって。 でも違うね、ゴメン。
そうか、江戸アケミが死んで、もう21年も経つのかぁ。