Kites Are Fun

To this day, The Free Design remain one of the true masters of all things soft-pop-psych! Hailing from New York, The Free Design were a late ’60s/early ’70s family pop group, releasing seven brilliant albums and influencing countless musicians (Beck, Belle & Sebastian, Cornelius, Stereolab…). Fans of The Beach Boys and The Association take note. Originally released in 1967, this is their debut album (first time on CD in the U.S.), 24-bit remastered with 14 tracks including 2 bonus tracks ‘The Proper Ornaments’ (mono version) & ‘Kites Are Fun’ (single version). Includes 16 page color booklet w/liner notes by Cornelius & Michael White. Light In The Attic. 2003.

Free Designは60年代後半から70年代初頭にかけて存在したファミリーグループで、何枚かアルバムを発表しているそうですけど私が持ってるのは1stであります。

ソフトロックを紹介する際には必ずといってもよい程に紹介される名盤中の名盤で、実際聴いてみるとソフトロックの中でも相当に練りこまれたアレンジであったりコーラスワークであったりで、ちょっと他とは違う毛色なのがわかります。

カバーなんかも収録されておりましてね。「男と女」なんていう名曲どころを、雨の日かなんかに聴いたら最高なんじゃないかっていうアレンジで収めてくれちゃったりしてくれちゃってるんですよ。

でもやっぱり一番いいのが2曲目の Make The Madness Stop であります。不思議なビート感で始まる(ライナーによると4/5拍子なんだという)この曲が、サビで4/4に戻って軽くサイケなんですよね。 こう、音的じゃなくて、曲的に。 曲の所作がもうサイケなんですよね。 すごいなぁこれ。

ということで、名盤紹介でした。