『イパネマの娘』を生んだボサノヴァ史上最も偉大な作詞家、ヴィニシウスのドラマチックな生涯を綴った音楽ドキュメンタリー!
『イパネマの娘』の作詞家、『黒いオルフェ』の原作者として知られるボサノヴァ史の最重要人物、ヴィニシウス・ヂ・モライス。愉快で素朴な人柄、その自然さ、ユーモア、恋多き男として9度の結婚をした自由な生きざまを、現在のブラジルを代表するミュージシャンたちのインタヴューと演奏、彼と関わった代表のアーティストたちの貴重な映像を織り交ぜて綴る音楽ドキュメンタリー。愛と音楽で彩られたドラマチックな66年の生涯が今、蘇る!
ヴィニシウスがどいだけすごいかは、ヴィニシウスがどいだけすごいかを言うのと同じなので敢えて言いませんけど、今は便利な時代だもんで、ヴィニシウスで検索すれば済んでしまうんですよね。 「ボサノヴァ史の最重要人物」ですか・・・そうだよね。 外交官でもあったっていうんだからこれまたすごいよなぁ。
色んな人がヴィニシウスを語り、曲を歌う。 すごく贅沢なつくりのドキュメンタリーであります。 がしかしながら欲を言えば、詩の朗読はインタビューされるあのすごい人達にお願いすれば良かったんではないか、と。 それ専用のシーンをそれ専用の役者さんにやらせてますんで、正直私には中だるみ気味ではありました。 詩人の詩の部分なのに、もったいないなぁって。
あぁでもなんて素晴らしい人なんでしょうヴィニシウス。 ラストの爆笑ネタも良かったなぁ。