風花 kaza-hana

『セーラー服と機関銃』の相米慎二監督が手掛ける13本目の長編作品。男性・女性問わず幅広い層から人気のある小泉今日子が風俗嬢役に挑戦。都会に暮らす複雑な女性の心境を見事に表現している。エリート官僚演じる相手役は浅野忠信。
(女帥Hは「女性」かと思われるので訂正しました)

相米慎二監督作品っていうのもちゃんと観直してみようかなぁってこれを観たんですけど、なんか雰囲気が違ってて。 これはこれでいいなぁって思って観終わって、調べてみたらこれが遺作だったんですね。

傑作とまではいくかどうかわかんないながらも、全然悪くない作品。 全然呑めないという浅野忠信の泥酔シーンはたしかに見ものではありますが、やはりここでは小泉今日子であります。 お店シーンは全然ですけど、普段シーンがかわいいかわいいかわいいー。

話としてはロードムービーで、途中途中いきさつ的なシーンを挟んで昇華していくタイプであります。 なにより淡々としておりましてね、120年の部分はおかしくて笑ってしもうたですけど・・・

そう言われるとあんまり印象に残らないなぁ、これ。