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星川・源蔵・日之助が継いだ居酒屋に縁あって亡き女将の娘・小鈴が転がり込んできた。三人は彼女の働きぶりに惚れた女の面影を見つけては胸をつまらせ、新しい女将にと願うも、小鈴はなかなか頷かない。しかし母親譲りの勘のよさで、常連客の宇乃吉がこぼす愚痴から彼が奇妙な悪だくみに巻き込まれていると気付き…。大好評シリーズ第二弾。・・・帯に「この作品が僕の代表作になるでしょう。」と著者の直筆であろうかメッセージが書かれているのを見て、ちょっとがっかりしてしまったり。 そう思ってるのかも知れないしそうなるのかも知れないけど、2巻目でそれは早いでしょうって感じがするんですよね。 言わないでおきましょうよ、って話です。 だものでのっけから出鼻をくじかれた感じで読み始めたんです。 でも面白い。 風野真知雄作品はすごく面白いんですよね。 じんわりと話が締まってきて、これいっくらでも話が続けられるんじゃないかって思ったり。 それにしても幻冬舎は意気込みすぎですよ。