せんべろ探偵が行く

“せんべろ”とは、千円でべろべろに酔っぱらえる店のこと。酒をこよなく愛するらも団長を先頭に、酒さえあればご満悦の中年探偵団が居酒屋巡礼の旅に出た。せんべろの聖地・大阪は新世界から始まり、東京、金沢、博多など、安くて気取らず、美味いアテを揃えた店を探して日本全国を駆けめぐる。文庫化に際し、らもさんゆかりの“せんべろ名店”で開催された爆笑座談会を収録。ラストオーダー決定版。

文庫版になったので買いまして読みました。 これは文庫版が出ないかなぁって待ち焦がれていたんですよね。 座談会も追加されたし、お得感がありますもの。

それぞれのエピソードの後に中島らものコラムがありますが、本文(?)は小堀純という人の筆によるもので、これがテンポ良い文章で私は好き。

それにしても(コラムがあるからいいものの)中島らもが喋らない。 文章に乗ってこない。 ある意味わけのわからない本ではあります。

中古で買うのがいいかな、これは。