すごいバンドがイギリスに居て、すごくサイケで、メンバーが全員日本人だ。 っていう話を聞いて、バンド名が棒人間だってなもんで、ずっと「棒人間」で検索していたんだけど今ひとつで、最近になって「BO NINGEN」で検索したらやっとこさわかった、っていう。
でもごめんなさい、ちょっとボーカルが苦手。 こういう甲高い男性ボーカルってどうしてもダメなんだよなぁ。 でも、「Koroshitai Kimochi」って曲はすごくよかったです。 こういうの基本的には好きなんですよねー。
ロンドン在住、UKではSTOLEN RECORDINGSに所属する男性4人組ジャパニーズ・サイケデリック・ロックバンド”BO NINGEN – 棒人間”。ザ・ホラーズのヴォーカリストFARISに、「2009年に観た最もエキサイティングなバンド」として紹介され、一躍注目を集める。2009年12月に4曲入りのデビューEP “Koroshitai Kimochi”を限定200枚でリリース、即完売させる。
UKをベースに活動しているにも関わらず歌詞は全て日本語、そしてメンバー全員が長髪で、70年代のサイケデリックを全身で体現しているような独特な風貌と、へヴィサイケ、スペース・ロック、メタル、ノー・ウェイヴ、クラウト・ロックなどのエレメンツが混然一体となって怒濤のごとく押し寄せる強力なグルーヴに、UKインディ・ファンはたちまち熱狂。
2010年のロンドンOFFSETフェスティヴァルでは、まだEP1枚のみのリリースでありながら、メイン・ステージに登場、その破天荒かつ驚くほど快楽的なパフォーマンスでオーディエンスの度肝を抜く。他、UKでは元CANのダモ鈴木、ジャーマンロックのゴッドファーザーFAUST、NYノーウェイブLYDIA LUNCHなどのレジェンドとも共演、また当レーベルから国内盤がリリースされ昨年10月に行われた来日公演も盛況に終えた、日本人女性AKIKO率いるCOMANECHI(コマネチ)のアルバムリリースパーティでも共演を果たしている。
精力的なライヴ活動、またザ・ホラーズやS.C.U.Mのメンバーと別名義での活動も行いながら、レコーディングを敢行。遂に2010年11月、セルフタイトルとなる待望のデビュー・アルバムをリリース。NME、ARTROCKER、SUNDAY TIMES、DAZED AND CONFUSEDなどを始め、海外メディアで高評価を獲得。
2010年12月末に急遽一時帰国。今年1月から行われた凱旋公演では、LIARS、SLEIGH BELLS、MERZBOW、RUINS alone, LILLIES AND REMAINS、moja、GAGAKIRISEなどとも共演し、各地で大反響を巻き起こす。
満を持しての国内盤リリースとなる本作品は、初回限定仕様として、今やレア・アイテムと化している幻のデビューEP “Koroshitai Kimochi” 全曲を収録したボーナス・ディスク付きの2枚組仕様。