彼のオートバイ、彼女の島

橋本巧(コオ)はプレスライダー。沢田先輩の妹・冬美との仲がこじれてしまったコオは、ある日バイクに乗って旅に出た。初夏の信州で不思議な透明感を持った女性・美代子と出会う。旅から戻り、冬美とも別れたコオの前に、美代子が現れた。次第に絆を深めていく二人。コオは中型免許を取った美代子とツーリングへ出かける。美代子は日増しに腕を上げ、バイクに夢中になっていく。先輩達の忠告に従い、美代子をバイクから遠ざけようとしたコオ。しかし彼女はナナハン免許を手にしたとき、コオの前から忽然と姿を消してしまう…。

映画としては、いや原作は知りませんけどストーリー的にも、さほどだったりもするのがそれはそれですごいかも知れない作品。 これで私がバイク乗りだったら話も違ったかもしれませんけれど、残念ながらそんなこともなく、この映画は何なんだろう?つうんで観終わってしまったっていうね。

主人公の女の人は原田知世の実姉なんですね。 なんか今ひとつ垢抜けない。 というかこの時代のこのくらいの年齢の人はみんなそうだったかも知れないですけど、垢抜け無さがすごい。

もしかしたらこの映画の見どころは主人公の男の人なのかも知れないですね。 これだけ確認(目視)しとけばいいんじゃないかってくらい。 竹内力さんなんですよ。

え?あの竹内力!?と反応できないのであれば、この映画は観なくてもいいかと思われます。

追記:大林宣彦監督作品であります