エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)のモンド・セレクション・・・ん?言い直します、モンドなサントラのコンピレーションは、1996年にMondo(Monde) MorriconeとMore Mondo Morriconeの2枚が同時にリリースされておりまして、一部のモリコーネ知らないリスナーを驚愕させたのでありました。 僕なんかも、モリコーネってこういう作曲家なんだと勝手な刷り込みをしてしまい、後でいろいろ後悔したりしなかったり。
と申しますか、モリコーネがモンドなんじゃなくて、モンドだラウンジがモリコーネに依存している感はじゅうぶんあります。 モリコーネの後は何を聴いても多少虚しくなってしまう。 そんな事を上記の2枚を聴きながら感じたのではありました。 極上のサントラ集じゃないですか。
ただ、これらに納められているのは、有名な映画のサントラからではなくて、なんかこう・・・エッチぃ系の?B級系の?・・・やつかららしくて、私なんざもう感涙にむせぶのでもありますよー。
さてこれ、そのまんま→More→Moltoと来まして、なんと2003年リリースの3枚目なんだそうな。 7年もして3枚目ってどういうことなのか。 まったく理解ができないんですけど、内容は抜群であります。 (追記:オリジナルのドイツ盤が2003年で、米盤は2005年らしいです)
もう1曲目からしてお洒落。 そして続く2曲目も1曲目みたいなフレーズでお洒落。 この調子で最後まで続くってもんですから、モリコーネのこのモンド・コンピは3枚揃えてiPhoneに入れておきましょうね、と思ったのではありました。