ヤクザ映画のスター・菅原文太が新境地を切り拓いたシリーズ第7弾。長距離トラック運転手のコンビが繰り広げる笑いと涙の珍騒動を描く。桃次郎は鳥羽でイルカ島の美人イルカ調教師・月田えり子と出会い、例によって例の如く彼女に一目惚れしてしまう。
なにせ「例によって例の如く」ってくらいですから、もう第7弾ですしね、マンネリに陥って陥って陥りまくってるんですよ、ストーリー的に。 そんなトラック野郎シリーズ。
だもんでストーリー的にどうこうって、もう言えないんですよね。 「例によって例の如く」ですから。 しかもひろンの原田美枝子が私としては全然いけてなく、前作の夏目雅子同様、こうなんというか形状し難い事になってるんですよね。 悲しいねぇ・・・
でも!でもですよ!この7作目は案外にいいんですよね。 むっちむちエロスな樹れい子が出演してるんですよ! もう一度言おうか、樹れい子が出てるんだよぉぉぉぉぉぉ・・・・はぁはぁ。 この序盤十数分のフェリー上のシーンで登場する樹れい子のバカエロスなむっちむちぶりはどうですかよ。 ちょっと元気になっちゃうよ!であります。 もうおじさんタマランち会長ですから。 樹れい子のスマイル、おっちゃんは好きです。
もうね、樹れい子のこのシーンだけでいいかな。 後はテーマ曲のボーカルが新録になってる、っていうのが気づいた点で、後は亜湖があまりに薄幸そうなのが「時代」だよなぁってね。
そうそう、馬鹿息子な玉三郎に代わってトラック野郎の皆さんに頭を下げる父ちゃん、という下呂温泉のホテルの宴会場でのシーンね。 あぁいうのは父親になった私にはダメなんですよ涙腺緩んじゃうですよ。 あー親子って言えば、今作ではジョナサンの妻子群(軍)は登場しなかったなぁ・・・あのベッタベタなシーンで好きなんだけどなぁ。
ということで、おおかた樹れい子であった第7弾なのではありました。