ちょっと前・・・でもないんですなぁ、初版が2005年ですから、結構前になっちゃうんですねぇ・・・に話題に上った書籍。 食品添加物について偏らない事を求めつつ書かれた書籍。
私自身はアレルギーがあるのを、こういった食品添加物を出来るだけ避けた生活を続けてきた妻と世帯を持ったお陰で随分と減らして・・・いやもうないって言っても過言ではないかな?という風な位にまでできたんですけど、それ以来、例えばウインナーとかそういう食肉加工品っていうの?そういうののうちの、一般にスーパーとかで売られているのは一切食べられなくなっちゃったんです。 逆にそういうのでアレルギーになっちゃうっていうね。
食品添加物は、なくせといってなくなるものではありませんし、出来るだけ避ける生活を心がけているんですけど、だからと言って家族以外の他人にまで強要する事もありませんしね。 でも、食品添加物のうち、こういうのもあるんだよー的な事はみんなに知ってほしいなぁとは思います。 今回これを読んで盲点だったのが「アミノ酸等」っていうやつ。 妻はもう知ってたですし、私のも教えてくれたんですけど、こういうのって不思議なもので、自ら知ろうとしないとダメなんですね。 強要が不毛だっていうのの要因の幾分かはそういうのも含まれているかもね。
まぁ僕は長生きなんざしたいとは思いませんけど、子供の事を考えるとね、変な食生活はしたくないっていう妻のスタンスを尊重するんです。
廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに甦る。コーヒーフレッシュの中身は水と油と「添加物」だけ。「殺菌剤」のプールで何度も消毒されるパックサラダ。虫をつぶして染めるハムや健康飲料・・・・・・。
食品添加物の世界には、消費者には見えない、知らされていない「影」の部分がたくさんあります。「食品製造の舞台裏」は、普通の消費者には知りようがありません。どんな添加物がどの食品にどれほど使われているか、想像することさえできないのが現状です。
本書は、そんな「食品の裏側」を、食品添加物の元トップセールスマンが明した日本ではじめての本です。いま自分の口に入る食品はどうできているのか。添加物の「毒性よりも怖いもの」とは何か。安さ、便利さの代わりに、私たちは何を失っているのか。
本書は、それらを考える最良の1冊になっています。