Funky Nassau (The Beginning of The End)

バハマはナッソー(Nassau)出身であるThe Beginning of The Endの1st(っていうか2ndが欲しい2ndのジャケットが!)は力一杯出身地万歳なタイトルトラックがヒットしただかな、1971年の作品。

バハマ出身だからなのか、ファンクはファンクなんですけど、よりアフリカンビートっていうかラテンというか・・・そういうのは含まれていて全然普通だとは思うんですけど、私の趣向からすると、すごく違和感があるというか。 悪い意味じゃないですよ〜。

ジャンカルー・サウンドっていうのかぁ。

ともあれ、チキチキに細かくリズムを刻んだグルーブ感たっぷりの1枚でして、やる気があるんだかないんだかわかんないホーンが色を添えます。 と申しますかホーン以外はみんなチキチキしてまして、ひょっとしたら全部同じ曲に聴こえてしまいそうな錯覚に陥ったり陥らなかったりしつつも、ぐいぐいとリズムを引っ張る全楽器群が、もうみんなリズム隊になっちゃってる気持ちの悪い演奏スタイルが、狂おしくもファンキー。

中でも毛色の違う8曲目が私は好みであります。

「ファンキー・ナッソー」のヒットで一躍有名になったビギニング・オブ・ジ・エンドのデビュー作品。
軽快なヴォーカル、躍動的なビート、そしてバハマのジャンカルー・サウンドが印象的な名盤。