アマゾンのリンク先は「Hau」のみでありますけど、2002年リリース(CD再発)のGarden Of Delight盤との事なんで、Hau – RUKのようです。 っていうか、昔はHau – RUKとすら言わなかったんじゃないかっていう。 バンド名と同タイトルで呼ばれていたんじゃなかったっけかなぁ。 ちなみにXholは大方の予想通り「クソール」と呼ぶそうな。
Xholは最終形態で、その前はXhol Caravan、更にその前はSoul Caravanというバンド名の、ジャーマンなみなさん。 Hau -RUKはXhol時代のライブ盤(1971年)。 Xholにはライブ盤が多く、私が持っているスタジオ盤はXhol Caravan時代のElectripだけのようでした。 これもいいんですよね。
でもライブ盤ばっかり聴かされてきたからなのか、Xholと言えばライブ盤、しかも曲はやたらと長い。 と相場が決まってしまったようで、それがいいのかわるいのか。
Xholをしてフリークアウトとかアヴァンギャルドと評した向きがあります。 それは確かにそうなのかな、って思うんですけど、フリークアウトなんていうとね、アヴァンギャルドなんていうとね、もう音楽ですらないんじゃないかとか、爆発しきっちゃったら大変な音楽とかね、そういうふうに予想しちゃいますよね。 でもそうではないんですよ。
ジャズロックなんですよね、基本的なフォーマットは。 ただ、おサイケにインプロだったり、サックスは電気加工されちゃってたり、ボーカルが入ると不幸になっちゃう(ALTENA 1969 のジャケットみたいな)とか、曲の展開がよくわかんなかったりとか、相当に異型なジャズロックなんで、そういうあたりを踏まえてフリークアウトだっていうのなら、まぁフリークアウトなんでしょうなぁ。
なんてったってジャーマンですからね。 やりたい放題ですよこの人達。