近未来都市を舞台に人類存亡を賭けた壮絶なバトルを壮大なスケールと世界観で描くSFアクション大作!2035年。人々は脳にIDチップを埋め込まれ、巨大な都市国家に支配されていた。そんな閉ざされた未来に抗うべく選ばれし戦士が立ち上がる!
アレクシス・ソープ(Alexis Ann Thorpe)目当てで見たんですが、そもそもジャケットの人達は出てきていないし、ジャケットの人達の服装も違うし、なんじゃこれって感じなんですけど、本国版のパッケージジャケットとは全然違うんですよね。 まぁこっちだってどうかって思いますけど。
そういうケチのつけやすさ、脇の甘さからみてもわかるように、このB級映画を絵に描いたかのような(そして映画化されたかのような)作品は、少なくとも日本国内ではB級映画と悟られないような注意深さが感じられ、その姑息さが損をさせているような、果たしてそれがジャケットに表れているような気がします。
最初からB級映画だと言えばいいのに。
B級映画なので、ストーリーにも映像的にも突っ込みどころは満載。 ディテールのおかしさとかは言い出したらきりがありません。
しかし、それがB級映画なんですよね。 そうじゃなきゃ、つまんない映画じゃん。
そういう意味で言えば、これは極上のB級映画。 かえすがえす残念なのは、そう売らなかった事かなぁ。