エウミール・デオダート(Eumir Deodato)はブラジル出身のキーボード奏者でアレンジャー。 「ツァラトゥストラはかく語りき」(Prelude)が1972年、ラプソディー・イン・ブルー(Deodato 2)が1973年、「旋風」(Whirlwinds)が1974年と、立て続けにリリースした(途中でライブ盤があります)スタジオ録音盤が、その洗練されたアレンジで一世を風靡したものだそうで、私の遠〜い記憶の中にも微かに、ラプソディー・イン・ブルーをFMで聴いた・・・父親が聴いているのに一緒になって聴いた・・・ものがあります。 そうなのか、当時はクロスオーバーとかフュージョンって言葉はなかったのかぁ。
デオダートってこういうアレンジのお仕事で有名になったのかぁって思って。 確かに、クラシックを始めとするの名曲をジャズ風にアレンジするのはお家芸なのでしょうけど、それと私の知ってるデオダートは結びつかなかった。 あんまり聞かない名前だから別人だとは思わなかったですけど、イメージ的にね。
それにしても今聴いても斬新というかなんというか。 聴き心地が良いですなぁ。
ちなみに私はブラジル時代のアレンジセンスが好きでして、個人的にはこちらもおすすめしたいところではあります。