【視聴制限】※本作品は、15歳未満の方にとって不適切な表現が含まれています。15歳未満の方の視聴は固くお断りします。とのことです
「公開当時放送されていた三面記事を再現フィルムなどで紹介するテレビ番組」っていうのはウィークエンダーですよね。 懐かしい。 私は泉ピン子(三門マリ子)が好きじゃないのですけれど、それもこれもウィークエンダーからなんで年季が入ってます。 っていうかすどうかづみ・・・桂朝丸・・・
で、その泉ピン子の出ているところは正直どうでもよくて、無くてもいいくらいで、それよりも本編なんですよ。 尺の半分を使っている大久保清連続殺人事件はどつかれまくられるだけじゃない、小生意気な川谷拓三が観られ、結局どつかれまくられ、こっちは溜飲を下げてみたり、2番目のエピソードはあれですよね、克美しげるなんでしょうけど、事件が起きてまもなくじゃないです?映画の公開。 尺が短いので要所要所をまとめて急いで差し込んだって感じですよね。
作品全体の長さが短いのでもしかしたらもしかしたらですけど、克美しげる事件を受けて1本目の西口彰事件の尺が短くなったって事はないのかな・・・あの「復讐するは我にあり」の事件がこれであります。 あっちは犯人役を緒形拳がやりましたけど、こっちはあの、あの、室田日出男先生なんであります。
この1本目がいい。 序盤に出てくる理容師(スミ)がやたらと無駄にエロく・・・泉ユリさんですか・・・それに合わせて室田日出男先生のおっさんエロ度も急上昇してしまうんであります。 よーしじゃぁおっさん人殺ししてお金を調達するからねー!みたいな、ホント鬼畜な犯人でありますが、室田日出男のギラギラとした目付きを見てしまうと、緒形拳版はあくまでも一般向けなんだなぁって。 こっちがR指定なのは絶対室田先生のねちっこいエロスが原因だと太鼓判を4発打つ私なのではあります。
猟奇犯罪と申しますか鬼畜の人殺しオムニバスではありますが、泉ピン子がなにせうざく、おまえは黙ってろってそっちに腸が煮えくり返る、不思議なピン子ズレ・・・いやピントずれを醸し出す珍作ではありました。
日常、何の疑いもなく接している人間が、ある日突然事件の犯人に―。戦後、実際におきた“色と金”がらみの陰惨な殺人事件の数々。その中でも市民を恐怖のドン底におとしいれた「日本縦断詐欺殺人事件」と「連続強姦殺人事件」、本作公開直前に起きた「K歌手・空港死体遺棄事件」をヒントに犯罪者の常軌を逸した心理と行動を、ショッキングに描破した異色作。
【日本縦断詐欺殺人事件】昭和38年10月発生 77日目に解決
【K歌手・空港死体遺棄事件】昭和51年5月発生 解決
【連続強姦殺人事件】昭和46年3月発生 同年解決この陰惨な三つの事件を語り口の面白さで結びつけ解きほぐしていくレポーター役の泉ピン子は、公開当時放送されていた三面記事を再現フィルムなどで紹介するテレビ番組で人気を博していた。監督はデビュー作「玉割り人ゆき」で注目を集めた牧口雄二が務めている。