田原総一朗の遺言

1970年代、東京12チャンネル(現・テレビ東京)のディレクターであった時代に手掛け、今も倉庫にひっそりと保管されているドキュメンタリー番組の中から選ばれた珠玉の作品を、田原総一朗、水道橋博士と時代の証言者であるゲストと共に振り返りながら討論する。コンビナート下請けで働き、土曜は喫茶店で怨歌を歌う青年・三上寛。エネルギッシュに生きようとする彼を追い、1970年秋の一つの青春像を浮き彫りにする…。

DVD7枚にあれこれあれこれとまさに「珠玉の作品」が収められ、あぁでもないこぅでもないとゲストを交えてトークする、という。 やっとこさ全部観終えました。 ほんとどれも貴重ですごいドキュメンタリー。 鈴木いづみとか、動いてる鈴木いづみとか。 鈴木いづみとか!

しかしそれよりもインパクトがあったのが、若き三上寛の映像が収められているこれ。 波がざっぷーん!っていう思わず椅子からずり落ちちゃうシーンも笑えるんですけど、そのなんといいますか・・・三上寛はもう既に三上寛として上京していたんだなぁっていう。

このシリーズでは1970年前後の映像がたっくさん収められており、それを目当てに観るのもいいですけど、いやそれにしてもこのドキュメンタリー達は珠玉であります。 レンタルするなりして観るべきだと思いますー。