懐古でもなくて。 知らなかったという。 12号が出ていたのを。 そういう11号はリアルタイムで買っていたんですけど、それだって1993年だというから。 1993年に出た11号から15年経って12号が出て、更に4年してそれを知り、取るもの取り敢えず注文したのではありますけれども、これ知ってる人はもう随分なオトナなんじゃないでしょうか。 流石に20代の皆さんは知らないでしょうし、そもそも20代の皆さんがこのブログを見るとも思えませんし、私自身、20代の皆さんの事はよくわからん。 どやっ!
2003年に死去された林直人氏が特集として組まれている。 そもそもが200ページ弱のミニコミ(そんなにミニではない、って11号の時も思った)なんで、特集ともなると相当なる文章量であり、読み応えというものが十分にあるものです。 その他にも様々な記事で埋め尽くされているのですけれども、やはり圧巻は特集。 その実11号が紛失していたんで、その特集も圧巻だった11号の、その圧巻ぶりが12号にどのように引き継いでいるか、その比較が出来なく残念ながらも、ミニコミといて未だに成立しているんだなぁって、驚いているところです。
正直、インターネットが普及し、コンテンツが充実している昨今から見れば、ミニコミというものに「面倒くささ」しか感じられない風になってしまうのではありますが、こうやって実物を(パソコンや携帯電話から離れて)読んでみると、やはりリアルの、物質としての書籍の、そこに印刷されている活字っていうのはひと味も二味も違いますですなぁ。
ちなみに私、林直人氏については何も知りません(でした)。 ただハードスタッフの新号が出ていたと、それだけで飛びついた次第。