YeYeとしての初めての音源(橋口なつこ名義とか、あのなんちゃらいうバンド?の音源はあるのだろうか?)。 最初に「言う」を聴いた時、思わずのけぞってしまった。
残念ながら発売から1年経ってしまったんで、「2012年のベストアルバム」とは言えなくなってしまったんですけど、少なくとも、いや満場一致で「2012年のベストバイ」。
もう随分と邦楽は聴かなくなって・・・最近の邦楽新譜は聴かなくなってしまったんですけど、考えてみればそれはメジャー作品の事だったかも知れず・・・いやそうでもないか。 っていうか洋楽だって新譜は殆ど聴かないし。
だもんで今は、膨大なiTunesライブラリから「聴き直す」作業を非没入的に楽しんでいます。 そう、BGMっぽい感じで。 もうね、昔みたいに1日じゅう集中して聴くっていうのは出来ないですからね、環境的にも年齢的にも。 だからこういうライトな聴き方が一番いいんだよね。
今年も押し迫って、明日はもう2013年だって。 引越しして息子が誕生してからは特に時間の流れるのがはやくて、それはそれで息子の成長を見るのが楽しみなんではありますけども、それ以外に取りこぼしてきたものが多かったような気がします。 それを来年から取り返そうなんて思いはさらさら無いんですけど、取りこぼし続けてゼロにする事だけは極力避けようって思ってて。 例えばこのブログとかね。
継続は力なり、って言葉とはあんまり関係ないってぇか、そういう言葉に惑わされないで、普通に普通に。 緩く緩く。 サーバマシンが壊れるまで、このブログが時より更新されるんだろうねぇ。
CD買うかDVD買うか、なんかパソコン関係のハードを買うか。 そん時には更新されるんだろうね。
そんななか、YeYeの「朝を開けだして、夜をとじるまで」は今年のベストバイでした。 そして過去ログは見ない。 今年何を買ったかを振り返らない。 これからちょっと仕事するんだもん。
アナログ世代とソーシャル・ネットワーク世代の時空の隔たりを、自由自在にバック・トゥ・ザ・フューチャーするひとりユニット「YeYe」待望のデビュー・アルバム上梓。
「もし、楳図かずおや伊藤潤二作品の主人公が歌をうたいはじめたら」という異感覚を素でいく、22 歳の女子学生がささやかな日常をほんの少しのストレンジさで多次元に綴った音世界。どこか荒井由美を彷彿とさせる凛と透き通った歌声と、年齢・国籍不明な独特のセレクト感で作詞・作曲からすべての楽器の演奏までをセルフ・プロデュースで行う、ソーシャル・ネットワーク世代の非クラスタ型うたうたい、2011 年デビュー。