【ご注意】成人指定映画です
若松孝二が企画・監督を務めた「マル秘女子高校生」シリーズ第2弾。仕事に嫌気が差していた銀行員・井上則夫は、SMプレイの最中に相手の女性が死亡したため、北陸の雪国へ逃走。行く当てもなく列車に乗ったところで、女子校生の幸子と出会う。
東映買取作品、まさかのDVD化。 っていうか全作品をどうしたって発掘してDVD化して欲しいって話です。
ただ、内容は普通に(当時の)ソフトポルノで、マニア向けではあります。 しかしながら
脚本:出口出
ですから。 なんていうか若松孝二監督作品っていう以上に私には意味のある映画のひとつであったりなかったりです。 一応話の筋もあり、オチもあり、これまたマニアックな出演者(田中小実昌、佐藤重臣)ありなんですが、そのなかでも一種異様な雰囲気を醸し出していたのが佐藤慶の弁説でありました。 妙に唐突に始まり、妙に生々しいんで、内容はもしかしたらアドリブだったのかも知れないですね。 っていうかあれ、なくてもいいシーンだったかもしれない。
でも、「なくてもいいシーン」なんて言い出したら映画として成立しなくなっちゃうので、ね。 そもそもそういうのが好きな私でありましたから、これ成人映画なのが悔しいところですけれど、なかなかにおすすめであります。
もちろん一般向けに言ってるんじゃないですけどね。