磐音も不惑を間近にして老いを感じるようになったそうで、しみじみとさせられるところではありますが・・・ってこれ、前にも書いたかな?な43巻目。
正直これまでのお家騒動が長すぎて多少食傷気味だったところなので、平穏とは言えませんけど限りなく平穏に近い日常が・・・いや平穏じゃないんですけどね・・・繰り広げられておりまして、なんと申しましてもメインは霧子。 超絶的な展開で復活してくれちゃってます。
っていうかまたドラマ化してくれないかなぁ。
天明三年冬、田沼意知が若年寄職に昇任し、幕閣内で田沼父子の権力が確固たるものとなる中、
田沼一派が放った毒矢に負傷した霧子は、治療を受けていた若狭小浜藩邸から小梅村に移送されてきた。
未だ正気を取り戻さないまま眠り続ける霧子の復活を願う坂崎磐音らだったが、
そんな折り、黒門町若衆組なる連中が武左衛門の嫡男修太郎を連れ出そうと磐城平藩安藤家下屋敷に乗り込み……。
超人気書き下ろし長編時代小説第四十三弾。