RAMディスクについてはこれまでにいくつかエントリーを書いてきましたけど、結局のところ今は使ってないです。
というのも、そんなに頻繁にディスクアクセスするようなセッティングにいなくなってきた(セッティングになった、のではない)からで、そもそもブートディスクはSSDだし、おおかたのこれまでの不満はまったく解消されてるんです。 ネックはディスクアクセスだったんだなぁって、HDDをメインで使わなくてはならない環境にもある私はじんわり痛感(鈍痛感)しとったり。
でも、どうしてもガマンができず、かつ意外に利用頻度が多いのがiTunesなんです。
あーWindowsでは、の話です。 当方のライブラリはそこそこに多く、800GBくらいあり、これがMacではどのくらいのかったるさなのかは・・・やってみたいけど怖い・・・んですけども、とりあえずはいまのMacじゃないのであればさ、HDDをいくつか積んでおけるでしょPCってね。 現在はブートディスクがSSDなだけで、後はHDDが3台で、3TB*2がデータで(片方がバックアップ、しかしコスト割れなのでディスクアレイを組んでいるのではない)、テンポラリというかスワップ用に1TBが1個あるってのね。
んで、ともあれiTunesがかったるい。 LINEでiTunes以外のアプリを使うかって宣言をしてみたりもしたけど、後々のことを考えてみると、やっぱりね、ここでfoobar2000に鞍替えするのもどうかって事なんですよね。
だもんで、iTunesのライブラリファイルをRAMディスクに置けばいいんじゃないかって思ったんでする(る)。
結論から言えばこれが大正解で、検索やなんやらのもっさり感はなくなり、CDからのリッピングも特段問題はなく、全体的に体感速度が劇的にあがったんですよ奥さんそうなんですよ。
ただ、それなりにライブラリが肥えていないとあかんで。 そやな、50000曲くらいないと体感的にはわからんと思うで、メモリが余ってしょーがねぇって人は、宵越しのメモリは解放するぜ?っていうリーク不安症なかたは特別にこの方法をクリスタル60個で教えますよ。ってそうじゃないって。
使うはSoftPerfect RAM Disk。 インストールはどうぞ他のサイトでどうぞ。 つかこのくらい言われなんでやってね。
インストールが終わったらウインドウ・・・閉じてもシステムトレイのアイコンをクリックすればまた表示される・・・で「イメージ作成と仮想ディスク」メニューから「イメージの作成…」を選択
2013120601 posted by (C)padmacolors
イメージファイル名のフォルダアイコンをクリックしてイメージファイルのパスを作って、イメージタイプはボリューム、容量は任意に、ファイルシステムはNTFSそして任意のボリュームラベルを設定。 今回、パスはスワップ用ディスク(いろいろ仮想メモリのうんちゃらとかキャッシュとかダウンロードフォルダとかを集めたディスクを用意してあります)に置きます。正直ライブラリファイルは壊れたりなくしたりしても後からまた作れるので。容量は今回512MBにしました。これはライブラリファイルの総容量とてらして決めればいいと思います。
2013120602 posted by (C)padmacolors
んで「OK」すると作成されます。
2013120603 posted by (C)padmacolors
次にそのまま「RAMディスク」メニューから「RAMディスクの追加/編集…」を選択。
2013120604 posted by (C)padmacolors
イメージファイル名の右にあるフォルダアイコンをクリックして、先ほど作ったイメージファイルを選択します。 そしてドライブ名を適宜決めて、「RAMディスクの内容をイメージに保存する」のチェックを入れます。 そしてOKとすると、イメージファイルの追加設定がなされ、マウントされます。
2013120605 posted by (C)padmacolors
マイコンピュータからもアクセスできますけど、このウインドウの一覧から右クリックすることでExplorerで開くことが可能です。 これ便利。 RAMディスクを開いておきます。
2013120606 posted by (C)padmacolors
次にiTunes。 Shiftキーを押しながら起動すると、ライブラリに関するダイアログが出ます。 今回は新規にこさえますので、「ライブラリを作成…」をクリック。
2013120607 posted by (C)padmacolors
どこにライブラリフォルダを作るか訊かれますので、先ほどマウントしたRAMディスクを指定します。
2013120608 posted by (C)padmacolors
するとiTunesの起動が続行され、ライブラリ関連フォルダ/ファイルが作成されます。 RAMディスクの中身を見ると、iTunes Mediaというフォルダがありますが、これは使いません。 後で従来のフォルダを指定します。 また、Album Artworkというフォルダがありますが、この中身(フォルダ)をどこか別のディスクに移動して、ここにはそのショートカットを置くようにします。 今回私はiTunesにアートワークを自動収集させず、ファイルに直書きするよう予定していますので、本来はここまでしなくてもいいと思うんですけど念のため。 ちなみにアートワークはそれなりに容量を占めますので、なんらかの対策を講じなければならないと思います。
2013120609 posted by (C)padmacolors
そしてiTunesの設定。 「詳細」ではiTunes Mediaフォルダーの場所を、従来のそれに変更します。 またその下のチェック2つを入れておく。
2013120610 posted by (C)padmacolors
「Store」では「アルバムアートワークを自動的にダウンロード」のチェックを外します。 なんでこれが「Store」にあるのかわかんないけど。
追記:これとは関係なく、CDからの取り込み時にはAlbum Artworkフォルダにアートワークが自動保存されるようです。 しかもショートカットは無視されて、実体がなければ自動的に作成してしまうよう。 これはちょっとアレなので、また今度対応策を考えます。 (取り敢えずAlbum Artworkフォルダを読み取り専用にしてみた・・・)
追記2:Album Artworkフォルダを読み取り専用にすればいいようです。
追記3:シンボリックリンク(ジャンクション)を張ればよいようです。 mklink /D hoge hoge
2013120611 posted by (C)padmacolors
従来のライブラリをフォルダごとiTunesのウインドウにドロップします。 +コピーとなればメディアフォルダにコピーされ(今回は両方同じなので移動はされません)、なんだったっけ・・・ライブラリーとかだったらファイルの移動はされなかった筈。
2013120612 posted by (C)padmacolors
以上であります。 すごーく快適になりました。