60年間、ずっと第一線で活躍し続けている宇野亞喜良。その作品を時代の流れに沿って、300ページ超の特大ボリュームでまとめたクロニクル(時代記)です。
ときの流れに寄って作品がどうかわったか。今ではあまり見ることのできない作品を数多く収録し、最終ページには描き下ろし最新作を収録。
宇野亜喜良(亞喜良)の描く女の子が好きで、耽美の極北のようなその佇まいには・・・私からすれば・・・裸であっても一切のエロスを感じさせず、オブジェクトしての体しかなしていない。
また、写真をコラージュした(写真にコラージュした?)ポスターも好きで、こないだ岡谷市のイルフ童画館に行った折にやっていた絵本原画展において、沢田研二のやつ(セーラー21金ペン:1968年)を見るにいたり、もう感激したのでありました。
で、税別3800円でクロニクルが出てるってんで妻に買ってもらい、事あるごとに眺めているのであります。 やっぱり70年代までのがすごく好きだ。