とりあえずアマゾンにあるベストにリンクを張っておいたけど、なんやこれえらいプレミアが付いてますのやね。 iTunes Storeに沢山ベストがあるのになぁ。 なんだかなアマゾン。
Real Thingは70年代初頭に結成されたソウルバンドなんだけど、出身がなんとリバプールで、えぇイギリスのリバプールで、そうビートルズのリバプールで、いわゆるブリティッシュ・ソウルなんですね。 ご多分にもれず、ソウルから順当にディスコに寄っていくんですよね。
このバンドを聴くんだったらどうしたってベストがいい。 アルバム単位で言えば1976年リリースのセルフタイトルの1stがまだソウルバリバリでよくて、ここからバンド最大のヒットであります「You to Me Are Everything」が収録されてまして、とりあえずこれは押さえたい。
続く2ndは翌1977年にリリースされた「4 From 8」なんですけど、もうこの時点で、ってゆうか1曲めの「Love’s Such a Wonderful Thing」からしてディスコにどっぷり浸かっているのが興味深い。 個人的にはその次の曲「Lovin’ You is Like a Dream」が好き。 ストリングが気持ちいいんですよね。
続く3rdはオリジナルの「Step into Our World」が1978年のリリースで、「Can You Feel the Force」と改題されたものが1979年にリリースされてまして、なんで改題されたのかわかんないところなんですけど、私個人としてはReal Thingはここまでのバンドでありまして(ちなみにまだバンドは存在しています)、一番好きなアルバムがこの3rdなんですよ。 成熟した感があって聴きやすいんですよーよー。
それに、なんといってもあの「Rainin’ Through My Sunshine」が収録されている。 1980年にラジオであまりに素晴らしいカバーが放送されてから、そしてこれがYouTubeで拡散されてから(それよりも前にフロアでがんがん流れていたそうだけど、知らない)、Real Thingは大変に再評価されたような気がします。 ともあれ、ちょっと聴いてみてくれや。
これですよw
と、そんなこんなでReal Thingはベストを買うのがいいんですけど、アマゾンでは高いので買わないほうがいいですねぇ。 どうしても盤で欲しいというなら、Disc Unionに「IT’S THE REAL THING」っていう2枚組のベストがありますですね。
Real Thingは全体的に曲がいいんですよ。 捨て曲がほんとに少ない。