銀巴里セッション(高柳昌行と新世紀音楽研究所)

高柳昌行(G)、富樫雅彦(Dr)、菊地雅章(P)、金井英人(B)を軸としたジャズ・アカデミーの総本山、銀巴里における1963年幻のセッションを収録したCD。高柳昌行の「グリーンスリーヴス」は日本ジャズ史に残る名演。

ジャズを、聴かないことはないけれどもブログにエントリーすることは稀なはずで、他に挙げた記憶がない。 実際問題そんなに枚数を持っているわけじゃないし、どちらかと言えばジャズロックが好きなので、そのものずばりなジャズは聴かないことはないけれども以下略。

銀巴里セッションは名盤の誉れ高いので細かい説明は省くとしても、これが1963年だっていうのがすごい。 あーそれは音もね、モノラルだけどとても良いし、むしろモノラルで音が悪くないからすごく良いって言えるかもしれない。 それと、演者が若いっていう。 富樫雅彦23歳、日野皓正20歳、山下洋輔21歳・・・。

ジャズの何がいいのかっていう説明をするのは私には無理な話なんだけど、この盤はジャズでありまして、決して高柳昌行がいるからってフリージャズではないっていう点を強く申し上げたい。 フリージャズじゃない。

高柳昌行の「グリーンスリーヴス」は日本ジャズ史に残る名演。

このグリーンスリーブスは、フリージャズではない。 くどくど書いたけど、このくらいじゃないとわかってもらえないような気がしてねぇ。

4曲で50分強の収録。 捨て曲(捨て演奏)なし。 私は特にM4が好み・・・つったらピアノは山下洋輔でありました。 納得♪