「高橋留美子短編集」と銘打たれた単行本を、そういや20年くらい前から目にしている。
思い返せば小学生の時、うる星やつらのテレビの第1回のを観て以来、ビューティフル・ドリーマーまでは真剣に追っていたところでありまして、無論すかんぴんウォークも観てこっちはこっちで衝撃を受けたしDVDあるのかなあればまたみたいなぁって話はさておいて、更に頼りのない記憶を辿ると、ここで私の高橋留美子は休憩していたのかも知れない。
そもそもに高橋留美子と私、的なのを書き出したら止まらなくなると思うんです。
高橋留美子の漫画本がある、という生活環境には恵まれていたように感じます。 私が買わなくても、周りの女性がごっそり持ってて、なんかあれば伺ったり(伺わなくても済むような間柄なん)で読破したりしなかったりとか、ビデオなんかもなんか知らんけんど当時持ってる家に馳せ参じたりとか、いやまぁこと高橋留美子ブームが私の中で巻き起こると困ったことになるのではありましたけど。
こういう流れで申し上げるのは癪に障るけどね、でもアカネは誰よりも飛び越えていた。
「高橋留美子短編集」と銘打たれた単行本を、そういや20年くらい前から目にしている。
それは初めてアカネの家に行った折(泊まっちゃったし、その時の家に我々パドマ軍団は今やおるし!)カラーボックスの隅っこに高橋留美子コーナーが威張っててね。 それを見つめながら酒呑んでたんです。 留美子眺め酒ですねえ。
去年ここに引っ越すにあたって、前の引っ越しでは得られなかった「アカネのコレクションを舐めるように評価しちゃう」場面に立ち会うにあたり、思ったんです。
「高橋留美子短編集」と銘打たれた単行本を、そういや20年くらい前から目にしている。
しかしながら、いや笑えないし笑うことはないけど、コンプされていなかったんですよ。 2巻までしかなくて。 なんかね、全3巻だっていうんで、そりゃ探しましたよ去年の夏初めくらいから。
そしたら先日ね、3巻目を入手できて。 やっとね、読了した。 やったよかーちゃん(しーちゃん)。
1巻目の最初の、炎トリッパーがなにしろ好きだ。