Breakout (Louisa Mark)

Louisa MarkはUKラバーズロックの先駆けであり、ただ一枚残したアルバムがこれ。

1960年生まれの彼女が1981年にリリースしたというから、21歳のときのアルバムということだけど、それにしてもこの少女然たる歌声はどうだろう。 ジャケットが悪いのか、なんなのか。それにしてもとてもよい。

CD化されているのに流通していないことで有名なアイテムでありますけど、アマゾンにもあるEAN:5026328205120が現在もっとも入手しやすい盤なのではないでしょうか。 ただこれ、ボーナストラックがひどい。 いやひどい・・・かどうかは個人的主観なんでアレですが、私は基本的にレゲエ/ダブが大好きではありまして、大好きではありますが嫌いなレゲエもありまして、アッパーすぎる(バカっぽい)レゲエはまったく受けつけず、もうひとつ「ラップみたいなのが入ってる」のが心底嫌いでありまして、本盤のボーナストラック3曲中2曲がそういうやつなんです。

世にいる「レゲエ嫌い」の人に問いたいのが、一体全体このジャンルのどういうところが嫌いなところなんだろうってことで、そもそも私自身が「心底嫌いなレゲエがある」ってなもんですんで、逆を返して私が好きなレゲエを貴方のレゲエ恐怖症に役立てたいと日夜頑張って例えば「ダブはいいぞ」とか抜かしているところではございますけど、いいものもあるんで信じて聴いて皆よって話です。

なお、同じくリンクしたRELAXIN’ WITH LOVERSのVOL.4にはテイク違いこそあれこのアルバムから5曲も入っちゃってるし、他にもとてもいい曲が入ってくれちゃってるんでレンタルとかできちゃったら聴いちゃって欲しいところだよん。