Californian Psychedelic band’s two albums from 1968 and 1969. Based in Berkeley, the group was very much part of the West Coast scene not only musically but politically and with the poetry movement of the time
1968年の1stと1969年の2ndを2in1したCDですけど、この２枚しかリリースしていないので全曲集になってしまってるMad Riverはリリース時期からもわかるようにサイケ。 サイケというよりか、アシッドという言い方のほうがしっくりくるかもしれない。 なにしろ一筋縄ではいかない（そもそもサイケは一筋縄ではいかないけどそれでも）内容。 ベースとなるのは「泥沼」で、ブルースやらせればもちろん泥沼だけど、2ndなんておとなしいトラッドだったりカントリー調だったりにきこえているはずなのに、いつのまにかこっちがずぶずぶ…。
ちなみにMac Riverという川があるんだそうな。 川だったり沼だったり、妙なことになってもうしわけないよー。
1960年代末期のカリフォルニアだもの、そりゃたくさんのサイケバンドがおったろうに。 地味だったからかそのなかに泥沼ならずも「埋もれて」しまった感があるMad Riverだけど、サイケファンの評価は高く、味わい深く奥深く、就寝時に聴こうもんなら気になっちゃって眠れなくなる。
ボーカルが特徴的だっていろんなところで言われているけど、私個人としてはそんなふうには思わなかった。